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【講演報告】9/17(木)命銭資金繰り表作成セミナーを開催
2026年10月23日
学びの知っ得
「命銭を守る!資金繰り表セミナー」(9/17)
説明:株式会社アテナソリューション 代表取締役/経済産業省中小企業政策審議会専門委員 立石裕明 氏
立石氏は自身の出身地である兵庫県にて26歳の時に事業承継を経て、ホテル・旅館・飲食店の経営を20数年経験。阪神淡路大震災で売上がゼロになったものの、事業拡大を図り上場を目指したが最終的に倒産・破産した。現在は、約15年間、年間100回程度の飛行機・新幹線移動で全国を回り、経営者・支援者との面談・研修を累計6万人・1,500回程度実施しながら経済産業省の中小企業政策審議会専門委員として国の施策に携わっている。今回は、自身の経験に基づいて講演いただいた。
【自社の売上・利益を分析する】
1.売上・粗利ランキングの作成
1年間を通じた売上ランキングを商品別・顧客別・取引先別・工事別など自社の業態に合った切り口で作成する。次に粗利額のランキングを作成する。全国の事例では、売上1位の商品・顧客数が粗利額1位になるとは限らず、売上は低いものの、粗利額が高い物が存在することが多い。
2.自社の飯のタネへの理解と主力商品への注力
自社に最も利益をもたらしている商品・サービスを「飯のタネ」と呼ぶ。1番の主力商品が分かったら、それをどのように販売するかを考える(リピート率を上げる、客単価を上げる、etc)。努力の方向は「安く売る」ではなく「高く売る」こと。中小・小規模事業者が安売りの方向に努力しても儲からない。
売上・利益が出ていない事でも自社がやりたいことがあればやっても良い。ただし、会社全体で利益が出てからそれをやること。自身もそうであったように、苦しい状況でやりたいことをやってしまう方が多く、それが事業の失敗に繋がるケースが多いと指摘した。
【資金繰り表の作成と活用】
●「小遣い帳」感覚で作れる小規模事業者向けのシンプルな資金繰り表を配布した。
●「立石式 超簡単 命銭資金繰り表」は下記リンクからダウンロードできます。
https://www.niigata-cci.or.jp/wp/wp-content/uploads/2026/10/ce7b14f36915d7f11f1e1d2b7db2f14b.xlsx
●資金繰り表に関する解説(セミナー時の解説動画付き)をご希望の方は下記ページから申込ください。
https://formsys.niigata-cci-mail.net/formsys/public/form/1233
●表の項目の解説※作成目安は1時間
・預金残高(行は口座ごとに増やしても良い):毎日または締め日ごとに通帳等を確認し、同時期の過去年と比較することで資金状況を確認する。預金残高は経営者が必ず見る事。
・売上予測:前年の確定申告書または会計ソフトの月別売上を上段(前年実績)に記入し、今年の見込を下段に記入する。
・支出:勘定科目で分からなければ品名で記入すること。出ていくお金と入るお金の把握が重要
・役員報酬:最低30万円を確保すること。(基準は最低賃金で1日10時間、30日間働いた場合の日当)これを確保したうえで、社員の給料を払える経営を目指す。
・社会保険、税金:滞納すると支援機関が実施できる支援の選択肢が減る。滞納しそうになったら社労士、税理士等に相談または年金機構や税務署に事前に相談すること。
・銀行返済:返済予定表を資金繰り表に一元化して返済額の全体像を把握する。返済が難しくなる前に支援機関等に相談すること!
